[よくある質問と回答]

Q. インプラントの治療期間はどれくらい?【丹波市の歯科が解説】

インプラント治療には外科手術を伴うことから、期間が少し長くなります。その点が不安でなかなか一歩踏み出せないという方も多いことでしょう。今回はそんなインプラントの治療期間について、丹波市の田中歯科クリニックがかんたんにご説明します。

▼一般的には6~12ヵ月程度

インプラントの治療期間は、患者さんのお口や身体の状態、埋め込むインプラントの位置や本数によっても大きく変わります。その上で標準的なケースを想定すると、全体では6~12ヵ月程度かかります。ただし、その期間に頻繁な通院が必要となるわけではありませんのでご安心ください。

▼インプラント治療の大半は治癒期間?

インプラント治療の期間が長くなる主な理由は、治癒に時間がかかるからです。例えば、下の顎にインプラントを埋め込んだ場合には、少なくとも3ヵ月は待機しなければなりません。顎の骨とチタン製のネジが結合するまでにはそれくらいの期間を必要とするからです。上の顎は下の顎よりもしっかりしていないので、6ヵ月程度の治癒期間を設けます。その間は経過を見るために数回程度の通院が必要となります。

▼インプラント手術は1日で終わる

顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラント手術は1日で終わります。処置自体は1時間程度で終わり、入院の必要もありません。人工歯根が顎骨と結合した後は上部構造を作成して装着するだけなので、通院回数もそれほど多くはないのです。

▼まとめ

今回は、インプラントの治療期間の長さについて、丹波市の田中歯科クリニックが解説しました。インプラント治療は全体として6~12ヵ月程度の期間を要します。比較的長い治癒期間も仮歯を装着した状態で過ごすことができるため、大きな不便を感じる場面も少ないでしょう。選択した術式や患者さんのお口の状態によっては、もっと短い期間で治療が終わることもあります。